入居者の方の特別支援金の手続きを手伝った。
お金持ちの高齢者に、10万円支給…か・・
政府はいったい、何を考えているんだろう。
3号主婦は、払ってもいないのに年金を受け取り、
保険料を払い続けた自営業の人の年金額より、
払っていない生活保護受給者の方が多く貰うとか、
お金にまつわることで言ったらキリがないくらい、
不公平、理不尽、腹立たしさを感じる世の中だ。
ここのところ、そういう負の感情に支配されていた。
このままでは、一時の感情で負の道を進みかねない。
ちょっと立ち止まって、別の考え方をしてみた。
例えば、10000000円貰えるとしたら、
このモヤモヤとした感情は、スッキリ晴れるだろうか。
ちょっとの間は、消えるだろう。
でもまた、別のことを思うだろう。
もっと貰えないか、もっと増やせないか、と。
数字を増やすことに執着し、
減ることにイラ立ち、もっと貰っている人を妬む。
煩悩を捨てきれず、結局は今の
モヤモヤとした心のままなのだろう。
世捨て人の暮らしは出来ないから
今のこの理不尽だらけの社会の中で、
生きていかなければならない。
と言ったら、なんだか難しいことのようだが、
どう折り合いをつけて、私らしく、
満足のいく生活を送って行くかだ。
母親のこれから、自分のこれからを考えるのに、
今の職場(サ高住)は、とてもいい環境。
体力的にも、この年令でもこなせる内容だし、
世話をすることに喜びを感じる私の性格には、
ピッタリの仕事と思う。
お金に執着するあまり、この仕事を失ってしまうより、
今はお金のことを考えず、
心から楽しめる趣味やライフワークを
見つけていきたい。