想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

10000000円貰ったら

入居者の方の特別支援金の手続きを手伝った。
お金持ちの高齢者に、10万円支給…か・・
政府はいったい、何を考えているんだろう。
3号主婦は、払ってもいないのに年金を受け取り、
保険料を払い続けた自営業の人の年金額より、
払っていない生活保護受給者の方が多く貰うとか、
お金にまつわることで言ったらキリがないくらい、
不公平、理不尽、腹立たしさを感じる世の中だ。
ここのところ、そういう負の感情に支配されていた。

このままでは、一時の感情で負の道を進みかねない。
ちょっと立ち止まって、別の考え方をしてみた。
例えば、10000000円貰えるとしたら、
このモヤモヤとした感情は、スッキリ晴れるだろうか。
ちょっとの間は、消えるだろう。
でもまた、別のことを思うだろう。
もっと貰えないか、もっと増やせないか、と。
数字を増やすことに執着し、
減ることにイラ立ち、もっと貰っている人を妬む。
煩悩を捨てきれず、結局は今の
モヤモヤとした心のままなのだろう。

世捨て人の暮らしは出来ないから
今のこの理不尽だらけの社会の中で、
生きていかなければならない。
と言ったら、なんだか難しいことのようだが、
どう折り合いをつけて、私らしく、
満足のいく生活を送って行くかだ。

母親のこれから、自分のこれからを考えるのに、
今の職場(サ高住)は、とてもいい環境。
体力的にも、この年令でもこなせる内容だし、
世話をすることに喜びを感じる私の性格には、
ピッタリの仕事と思う。
お金に執着するあまり、この仕事を失ってしまうより、
今はお金のことを考えず、
心から楽しめる趣味やライフワークを
見つけていきたい。