予約した本が届いているので、
借りている本を返却してしまおうと、
まだ読み終えていない本を持って、
図書館の奥にあるテーブル席を陣取った。
あまり面白くない内容だったので、
なかなか進まなかった。
前の席に新聞を広げている男性がいた。
居眠りをしているのか、動かない。
定年退職をして、家に籠るのもなんだしということで、
暇つぶしで来ているように見えた。
もう働かなくていい身分になって、
図書館で居眠りしながらのんびりと過ごす老後。
これまで家族のため一生懸命働いてきて、
やっと手に入れた時間なんだろう…
私は、転職を繰り返し、
ところどころでそんな時間を手に入れてきたので、
これからもずっと"のんびりと"、という生活は要らない。
ずっと可能な限り働きたい。
年金が少ないからということもあるし…
けれど、思うのだ。(誰もが思っている)
年金保険料を払ってきたのに、
どうして生活出来ない位の年金しか貰えないんだ!?
国民年金だけの人なんて、さらに酷い金額だ。
これは、納めている国民じゃなく、
国がおかしいだけだろう。(誰もが思っている)
それなのに、年金だけじゃ足りないから、
老後資金を貯めるようにとか、ふざけている。
そもそも払っているのに、少ない金額しか出せないのは、
"払っていない人"に、どんどん出しているせいだ。
今の若い人は、もっと怒った方がいいと思う。
改革を訴えた方がいい。
将来は、今の私達より、
もっともっと大変になることが、わかっているのだから。