想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

未来の高齢者達へ

予約した本が届いているので、
借りている本を返却してしまおうと、
まだ読み終えていない本を持って、
図書館の奥にあるテーブル席を陣取った。
あまり面白くない内容だったので、
なかなか進まなかった。
前の席に新聞を広げている男性がいた。
居眠りをしているのか、動かない。
定年退職をして、家に籠るのもなんだしということで、
暇つぶしで来ているように見えた。

もう働かなくていい身分になって、
図書館で居眠りしながらのんびりと過ごす老後。
これまで家族のため一生懸命働いてきて、
やっと手に入れた時間なんだろう…

私は、転職を繰り返し、
ところどころでそんな時間を手に入れてきたので、
これからもずっと"のんびりと"、という生活は要らない。
ずっと可能な限り働きたい。
年金が少ないからということもあるし…

けれど、思うのだ。(誰もが思っている)
金保険料を払ってきたのに、
どうして生活出来ない位の年金しか貰えないんだ!?
国民年金だけの人なんて、さらに酷い金額だ。
これは、納めている国民じゃなく、
国がおかしいだけだろう。(誰もが思っている)
それなのに、年金だけじゃ足りないから、
老後資金を貯めるようにとか、ふざけている。
そもそも払っているのに、少ない金額しか出せないのは、
"払っていない人"に、どんどん出しているせいだ。

今の若い人は、もっと怒った方がいいと思う。
改革を訴えた方がいい。
将来は、今の私達より、
もっともっと大変になることが、わかっているのだから。