想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

”無駄遣い月”を作る

金銭感覚というのは、生まれつきのものだ。
子供の頃から、貯金が苦手だった。
ある程度溜まったら、欲しい物を買う。
お金は、あるだけ使う…
そんな感覚が老後の生活を考える歳になって、
初めて、変わった。
老後資金を貯めなければ、と。
そこで特別支給の老齢厚生年金や
親からの援助金などに手を付けず、全て貯金している。
今の給料では、貯金するのは難しい。

こんな生活をしていると、
まず服を買わなくなった、見ることさえしなくなった。
大好きな雑貨屋さんに入っても楽しくなくなった。
買えない、買わない、というのは、
なんて、虚しいものかとつくづく感じる。
なんて、味気ない人生を送っているのだろう。

そこで発想の転換をした。
無駄遣いをしよう!
最小限の必要なものだけを買っている暮らしが虚しいなら、
必要じゃない物を買って楽しもう、と考えた。
”無駄遣いの月”を作るのだ。
内容は、こう↓
① ”無駄遣いの月”は、奇数月
② 金額は5千円以下
③ ワクワク感がある物に使うこと

①奇数月に限ると5千円×6ヶ月で、年間3万円の予算。
3万円貯金が減っても、将来的に大打撃になるとは考えられない。
②3千円だと、使った感が小さい。5千円だと満足感が得られる。
③使用頻度が低くてもいい。嬉しい楽しいという気持ちを優先する。
例えば、フェイラーの可愛いタオルハンカチ、
オシャレなショーツ(めっきり下着に凝らなくなっていた)を買う
駄菓子屋で大人買いをする・・などなど。

無駄だからと我慢していたものにお金を使うのだ。
”無駄遣いの月”に、何を買おうと考える。
そのワクワク感が、虚しい日々を少しだけバラ色にする。
来月は、3月。初めての”無駄遣いの月”だ!!