想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

その国の名は「ニッポン」

いつもニュースを見ていて思うこと。
公園で子供がケガをした時って、
親は管理者にお金を請求したりするんだろうか?
ケガをしないように見守っていなかった、
ケガをしないように教えなかった、
親の責任なのに。

子供が安全に遊べるように作られた遊具だらけの公園がある。
親としては、安心かもしれない。
でも、これから大人になっていく環境は、危険だらけだ。
砂遊びをする時、釘や犬のフンが混じっているかもしれない、
ジャングルジムの錆びた所は折れるかもしれない、
と子供ながらに考えて遊んで、少しケガをしてでも、
危険回避の能力を身に着けていく方がいい、
と考えるのは、昭和の日本人的発想かな?

少子化で、貴重品扱いされる子供。
安全な環境で育てられ、
躾と虐待の区別がつかなくなった家庭から学校に入り、
そこでもクレーマーのような父兄が先生の足を引っ張り、
就職したら、今度は職場でも〇〇ハラの言葉に怯える上司。
誰にも正されない導かれないまま大人になった集団が、
どうやって、この日本を存続させられるだろう。

国はお金の面で、色々少子化対策を考えているようだ。
でも、無駄だろう。
たぶん、将来的に、日本人は少数民族となり、
アイヌ民族」のようになると思う。
キレイ好きで、正座をしたり、
お辞儀をして挨拶をする習慣のある民族が住む小さな島、
その国の名は「ニッポン」。

遺伝子に組み込まれた(?)愛国心が、
流れに逆らって動き出すことは、あるかな?