想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

60代のハローワーク

求人検索をしていて、
一番に感じたことは、どの職種も
時給が上がりあまり差が無いということ。
以前は、この職種であれば最低賃金
こういう職種は、高めの金額という違いがあった。

都市銀行の窓口業務の場合、
昔は、バイトじゃなく、ちゃんとした銀行員だったのに、
今は、パート。経験者という条件があるのに、最低賃金に近い。
また、区役所の生活保護の窓口の募集もあった。
受給者が増え、正職員で対応出来ないということだろうが、
低賃金のアルバイトに任せるのは、ハード過ぎないか??
同じように官庁関係のバイトは多い。
ハローワークの窓口でさえ、もうだいぶ前から非正規雇用だ。
職場内で収入格差が大きいと、いろいろと大変だろう。

資格とか能力とか経験とかで
賃金に差があった昔とは、変わってきたなと思う。
専門的な知識が必要な仕事にも、
コンピューターが導入されていて、
人間は、簡単な操作や作業だけになってきている。
学歴なんていうのも、無関係になっている感じがある。
辛うじて、医療関係や、
高度なコンピューターの知識が必要な仕事は、
相変わらず高賃金だ。

働き手不足のために応募が少なく、
時給を上げたり、募集年令を上げている。
そのお陰で、60代の私でも生意気に仕事を選んでいる。
昔の無職は、若い人が多かったから、
高齢者が新しい職場を探すなんて特別な場合、
(生活に困って仕方なし働く)だった。

今は、働き続けたいシニアには、いい時代なのではないか。