想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

求人情報の見方

やっと真剣に求職活動を始める気になったので、
大量の求人情報と向き合う日々を過ごしている。

ハローワークも民間も、求人情報の掲載は無料らしい。
無料だから、ずっと掲載している会社がある。覚えてしまう。
残念ながら、私が春に辞めた会社も、
未だに求人状態、それも募集の範囲が広がっているところに、
内部のダメダメ感を知る。

民間の情報には、"釣り"がある。
「職場の人間関係がいい」「慣れるまで丁寧に指導」など
たぶん実際とは違う。
半年以上募集し続けている情報に
「人気」のアイコンが付いている不思議、
民間の求人情報には、注意が必要だ。
ハローワークの情報には、"釣り"がない。
応募するためには、『紹介状』を貰いに行き、
それと一緒に履歴書を送って書類選考へ…手間がかかる。
ハローワークのが民間のより良い情報かと言えば、五十歩百歩だ。
手っ取り早く仕事を見つけたい人は、民間の方が良い。

良い職場に入れるか、良い職場と感じるか、
人それぞれ、感じ方が違うし自分次第で変わるから、
入る前からいろいろ考えない方がいいと思う。

たくさんの求人情報を見ながら、つい昔と今を比べてしまう。
銀行が中小企業並みに落ちたなとか、
公務員の大変な業務の一部を非正規に回すようになったなとか。
また、今の時代"悪"のように言われている「年功序列」も、
悪いことばかりじゃないと思った。
ある程度長く働いて仕事がやれる先輩と、
何も出来ない新人が同じ待遇で働くという現場を
実際に経験してきて、これでは
人間関係に歪が出来て当然で、
これが定着率の悪い職場を作っている要因の一つと思う。

今、「非正規雇用が少なかった時代、日本は良かった」と思っている。
将来は、「AIが普及していなかった時代、日本は良かった」になる。