想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

サラバ!

自宅は、古民家カフェ風の部屋。
夕方からは、ほんのり薄暗くした居間のソファで
珈琲を飲みながら微睡む。
そして、読書する。

11月に退職願いを出してから、
お気に入りのこの部屋で、
こんな時間を過ごせる日が来るのを
あと何日・・と待った。
そして有休消化の今月に入った。
この一ヶ月は、待ち望んだ休みだった。
(下の階のあの件が無ければ、もっと良かったのだが)

求人情報を少しずつ見始めている。
辞めた会社の求人情報数が増えている。
代わりに入った新人は、案の定すぐ辞めたのだろう。
私は兼務していたから、一気に2人辞めたようなもの。
その穴を埋めるべくあちこち他の住宅の社員を動員して、
なんとかシフトを埋めようとしているのだろう。
全住宅の募集になっていた。

退職願いを出した時、こんなことになるなんて、
あそこの幹部管理職は、想像もしなかっただろう。
3人が一斉に辞めたM住宅でさえ持ち直したんだ、
私1人くらい辞めたってなんとかなる、と思っただろう。
そのM住宅を、なんとかなるように頑張ったのは、
私だったんだよ。。なーんて
でも、今のゴタゴタが、
私1人が抜けたことで始まったとすれば、否定出来ないのでは?
いつかスタッフがコロコロ変わることに、
入居者の方が慣れて、落ち着くことだろう。

実際は、そんなにゴタゴタしていなくて、
入居者の方々は、案外、楽しく暮らしていたりして・・・
そうあってほしい、と珈琲を飲みながら想っている。
明日はめでたく退職日。
新しい道の入り口に立つ感じ。