帰宅すると会社から、また郵便物が届いていた。
給与明細が届く時期でもないし、
退職に関連する何かかな?と思いながら開けた。
『賃金変更通知』が入っていた。
今年になって二回目の時給アップだ。
変更理由は、「会社への貢献度、スキルを懸案して…」ということだ。
退職が決まっている人に、時給アップって、なんなのだろう。
M住宅のスタッフが一斉に退職し、
クレーマー化したM住宅の再建(?)に
少なからず貢献したと思っている。
再建後、元のメインの職場に戻ると、
新しく入った責任者が君臨していた…
今までどおりの仕事が出来なくされていた。
パソコンスキルの低い彼女は、
事務作業に大きな影響を及ぼすミスをしても、平然としている。
事務所の飾り付けや片付けが好きな、ただの主婦のよう。
でも、口調だけは、堂々とした責任者。
「私、イライラする?」と入社したばかりの頃、彼女は言った。
私は何も感じていなかったが、
たぶん、他の職場でそう言われていたのだろう。
出来ないのにわからないのに
聞く耳の無い責任者が君臨している職場で、
入居者の方々の安全を守れそうにない。
警備会社に送る重要な資料も、
メール設定が間違っていて、届いていない。
それさえも気づいていないのだろう。
教えようとすると、また、何を言い出すかわからない、
サ高住の勤務経験があるからと高評価だった彼女だが、
化けの皮が剥がれつつある。
もう、腹が立つとかイライラする、じゃなくて、気持ちが悪い。
体調が悪くなくても、彼女から離れることを決めただろう。
ああいう人をポンと責任者として採用してしまう会社。
もう辞める人の賃金アップをしてしまう会社。
私は今、個人事業主の感覚で職場に行っている。