想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

悪人は誰

職場で、電気の検針票を見て、
あまりに金額が高かったので、
無駄に使用していたのかな?と思って、
前年度の同月と比較したら、むしろ使用量は少なかった。
なのに、この料金。
早速、申し送りに書いた。
こういう数字は、現場が上げないと上の人は気づかない。
・・・この感覚は、パートには不要なのかもしれない。
過去に少しは経営に関わった仕事をしてきたために
経費の無駄遣いが気になってしまうのだ。

新しい責任者Kは、相変わらず、
どうでもいい事務所内の飾り付けや、
掲示物の貼り直しの方に目が行くようで、
片付けと井戸端会議が好きな主婦。
彼女にとってみたら、
私がやることは出過ぎていて目障りなのだ。
入居者に気に入られることさえ、腹立たしいようだ。
「パートなんだから、パートのことだけしていればいい」
入社してまだ仕事が出来ない時に
そう怒鳴るような人に、ここのサ高住は守れるだろうか。

出勤する時、なぜ職場を失うことになったか、
失わされたのかと思う。
(自分が退職を決めたのだけど)
Kが入社しなかったら、きっと身体は辛いけど、
勤務し続けていただろう。
私を弾き出したKは、前任者のNの
逆恨みを引き継いで、私に晴らしたということだ。
でも、誰も悪人じゃないとは思う。
ただ、社員教育も無しにただ
頭数で埋めるように人員を配置し、
働く人の心の中に、歪を生じさせ…
人間関係を悪くさせ…
次々と退職者を出す・・という会社なのだと思う。