想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

給与明細が届く

最後の給与明細が届いた。
これで完全に縁が切れた。
セーセーする気持ちと理不尽な気持ちが
混ざりあっている。
私はあそこで充分にやったはずではなかったか?
兼任している住宅の危機を救ったと
入居者の方々からも認められ、
「ボーナスや給料が増える」と、兼任先でも、
メインの職場でも言われた。(実際は何も無し)
なのに危機を脱し、メインの職場に戻ったら、
新しく入ってまだ仕事の出来ない責任者がいて、
私を排除するような言動を繰り返し、
こうなってしまった。
あの時は、もう足を曲げるのも辛い状態で、
精神的にも耐えられなかった。

給与明細を見て、あれ?と思った。交通費が出ている。
2月は有休消化で1日も出勤していないのに。
餞別として有難く受け取ることにしよう。

美味しいコーヒーが飲みたいと、
ショッピングモール奥の薄暗い喫茶店に向かった。
コーヒー1杯700円以上する ・・入るのを止めた。
700円なら、森彦のコーヒー豆を買えば、
自宅で20杯近く飲めるのだから。
辞めてからお金に関して、かなりシビアになっている。
カラオケに行く時は、おにぎりを持参。
オシャレなだけの1200円のデザートなんて絶対食べない。
スーパーでかぼちゃの煮つけ等のお惣菜は買わない。
外食は、絶対美味しいとわかっているお店にしか入らない。
野菜は使い切る。
当たり前といえば当たり前なことばかりだけど、
今までどれだけ何も考えていなかったかと思うと・・・

給料明細が貰えると、うれしいなあ~と単純に思う。
やっぱりお金が入るというのは。
毎月お金が入ってくる生活に、早く戻りたい。