想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

ずっと休日と時々休日

兼任していたM住宅のコンシェルジュ
全員辞めたしわ寄せは、私に来た。
勤務時間が増えたから良かったと思えなくはないが、
社員と同じ勤務時間でも
給与が低い(パートだから)から、面白くない。
また、新しい責任者の大きなミスをカバーしても
お礼の一言も無い。
今度の責任者も、先月辞めた責任者や
その前の解雇された責任者と同じか…と落胆している。
でも挨拶と返事はするし、
掃除はきちんとするようだから、まだマシ。
そう思って我慢するしかない。
これ以上、ころころ責任者が変わられたら、
堪ったものではないから。

夜遅く帰って来て、次の日始発の地下鉄に
乗ろうと歩いている時、
疲れて、もう辞めようかな、と思ったりする。
実際、母は簡単に「辞めればいいのに」と言う。
辞めると余裕のある老後は、無い。
充分な年金を貰って、悠々自適な生活を送っている母には、
そういうことがわからないのだ。

辞めたら、どんな生活が待っているだろう。
経済的には当然苦しいだろう。
生活はどうだろう。
朝起きて、ご飯を食べて、
今日は何をしようか、どこに行こうか、何もすることが無い、
と、生気の無い顔をしているだろう。
友人とたまに会ってもきっと思い出話か病気や介護の話だけ。
予定表には、病院とウォーキングの予定ばかり。
残りの人生、そんな退屈な時間ばかりになっていいのか!?

身体がきつくても、お金に余裕があるから、
たまに贅沢も出来る、カラオケにも行き放題。
友人と会う時も、話題もいろいろ出てきて楽しい。
"ずっと休日"より、"時々休日"の今が、やっぱりイイ。