想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

抗う

寝れば治ると思っていた。
疲れているからだと思っていた。
練習すればまた出来るようになると思っていた・・・
ある時、昨日までの自分との変化に気づいた時、
そう思っていた。
なかなか元に戻らなくて、少しずつ悪くなった。
だんだん諦め、これが普通と思うようになった。
横断歩道で走って渡ろうとした時の足の重さ、
公園で雲梯にぶら下がった時の身体の重さ、
いったいいつ別の身体になったのだろうと思った。

最近、文字入力が遅くなっただけじゃなく、
よく間違う。
入力することも、少なくなったから、
そのせいかもしれない。
でも・・・・・こんなことでさえ
"老化"と思ってしまう。

以前、介護の資格を取る時に、
先生がやっているように出来なかった。
他の(若い)人達はスラスラ出来ていたのに。
…これじゃ今、流行りのhabitなんか踊れるはずはない。
頑張ってやれば出来ないことなんて無い!という
自信過剰な私は、どこへ行ってしまったのか。。。。

今、歌う練習をしている。
喉の筋トレじゃなく、やっぱり
上手く歌えるようになりたいのだ。
ボイトレの動画を見ながら研究している。
画面を見ながら歌うのはダメなんだ、とか、
前歯が見えるような口の開け方をする、とか、
今まで考えたこともないことを知り、
またカラオケに行く愉しみが増している。
一年後、私の歌は、変わっているかな?
habitも踊れるようになっているかな。。