早速、M住宅の新人が1日で辞めた。
募集記事の中に「充実した研修あり」と書かれていた。
それが会社に不満だらけの今月辞める社員からの引継ぎで、
入居者や会社の悪口を散々聞かされたら、
誰だって、ココはヤバイと感じるはずだ。
20代の好青年だったと聞いて、惜しいと思ったが、
良い人ほど続かない。
彼は、妥当な判断をした。
賢明な脱落者と言おう。
M住宅の入居者は、サ高住の高いサービス料を
払っているのだからと、多くのことをスタッフに望む。
コンシェルジュは、皆、介護の資格を持っていて、
介助も出来ると思っている。
(実際は、資格の無い人もいるのに)
介護の経験もない人もいる(私もそうだった)
避難訓練などもしたことが無い。
だいたいコンシェルジュになるための研修が無い。
「充実した研修」の後、一人、管理室に配属される。
「自立」の方が多いM住宅などは、
入居者対応の仕事も少ない。
午後からのシフトの時、有り余る時間の過ごし方を
自分で見つけられない人は、
ボーーーーーーーーッとし続け、
退社1時間前に急に慌ただしく
共同の大浴場の掃除をしなければならない。
掃除要員のようなものだ。
ここのコンシェルジュは、
火事も救急もほぼ無い田舎町の消防隊員!?
消防士なら、安定した給料や賞与があるからいい。
ここの仕事は、未来のある若者にはオススメしない。
現役を半分退いた60代の私だから、
こんないい加減な職場で、ちゃんとしていない会社でも、
辞めないで楽しんで勤め続けていられるのだ。