想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

コロナの恩恵

コロナ禍でグダグダの対応をしている日本政府と、
私が働くサ高住を運営する会社は、似ている。
運営していた介護の会社が倒産し、
普通のマンション経営をしていた、今の会社が引き継いだために、
入居者に不安を与えるようなことになり、
働く人も振り回され、不信感と不満が渦巻いている。
初めてのことには、誰も最適な判断が出来なくて、試行錯誤の連続。
どうすればいいのか?
上に立つ人も下で動く人も思い悩み行動する日々。
未来の私たちは、コロナ禍の今を
どんなふうに振り返るだろう。

何事にもプラスとマイナスの面があり、
私にとって、コロナはどっちか?と考えてみた。
今の職場に入社したのは、約一年前。
すでにコロナ禍の真っ最中で、面接はマスクをしたままだった。
職場でもマスクをしたままだから、
同僚にも入居者の方にも、素顔をほとんど見られていない。
マスクをしていると「若い」「可愛い」と言われ、
私はむしろマスクをしなくていい時が来るのが怖い。

マスクをするようになって、
お化粧も髪も服選びにも、
時間がかからなくなった。
最後にマスクをすることで、
時間をかけなくても外出出来るようになった。
また、誰かわからないという利点もある。
顔が隠れて誰だかわからないというのは、
けっこういろいろ便利なものだ。
外食しなくなり、食費は減り、
無駄遣いもしなくなった。
日常生活では、プラスの面ばかりだ。
マイナスの面と言ったら、
感染対策の業務が多いということ。
でも仕事は慣れれば、何でもないこと。

"コロナ"・・名称も可愛い。
これが、"ホラー"とかなら、感染の恐怖は半端ない。