コロナ禍でグダグダの対応をしている日本政府と、
私が働くサ高住を運営する会社は、似ている。
運営していた介護の会社が倒産し、
普通のマンション経営をしていた、今の会社が引き継いだために、
入居者に不安を与えるようなことになり、
働く人も振り回され、不信感と不満が渦巻いている。
初めてのことには、誰も最適な判断が出来なくて、試行錯誤の連続。
どうすればいいのか?
上に立つ人も下で動く人も思い悩み行動する日々。
未来の私たちは、コロナ禍の今を
どんなふうに振り返るだろう。
何事にもプラスとマイナスの面があり、
私にとって、コロナはどっちか?と考えてみた。
今の職場に入社したのは、約一年前。
すでにコロナ禍の真っ最中で、面接はマスクをしたままだった。
職場でもマスクをしたままだから、
同僚にも入居者の方にも、素顔をほとんど見られていない。
マスクをしていると「若い」「可愛い」と言われ、
私はむしろマスクをしなくていい時が来るのが怖い。
マスクをするようになって、
お化粧も髪も服選びにも、
時間がかからなくなった。
最後にマスクをすることで、
時間をかけなくても外出出来るようになった。
また、誰かわからないという利点もある。
顔が隠れて誰だかわからないというのは、
けっこういろいろ便利なものだ。
外食しなくなり、食費は減り、
無駄遣いもしなくなった。
日常生活では、プラスの面ばかりだ。
マイナスの面と言ったら、
感染対策の業務が多いということ。
でも仕事は慣れれば、何でもないこと。
"コロナ"・・名称も可愛い。
これが、"ホラー"とかなら、感染の恐怖は半端ない。