賃貸だったら、古くなっても、
壊れるまで備え付けのものって、
新しくしてもらえないのだろう・・・
木製の玄関ドアのペンキが剥がれて、
見苦しくなり、これだけは我慢できないと思い、
管理会社に電話したのがきっかけだった。
ついでに、ストーブや洗面化粧台、
ユニットバスのことを聞いたのだ。
さすがにユニットバスの交換は、大工事になるので、
入居したままでは無理だろうとわかっていたが、
でも他は、新品に交換、また玄関ドアのペンキを塗り直し、
昨日一日で部屋に関わる気がかりなことがほとんど解消した。
いつか、この部屋を出る日、どんな理由でだろう。
他の部屋に引っ越す時?
実家に戻ることになった時?
それとも・・・?
"終の棲家"になるかならないか、
どちらにしても、私の残りの生活を支えてくれる大切な部屋だ。
姉や弟は、戸建てに住み、
独身の私だけが賃貸の木造のアパート暮らし。
かつて住宅メーカーに勤め、
戸建てを勧めてもいたのに、自身は、賃貸の木造アパート(笑)
でも私は、木造の家が好きなのだ。
(ちなみにここは、私が勤めていた住宅メーカーが建てたもの)
古い木造の家という意味で、
"古民家カフェ"の癒される雰囲気がある。
なんて素敵な暮らしだろう。
母は、高層マンション暮らしの方を
素敵だと思っているようだが、
木が好き、高所恐怖症では、マンション暮らしほど、
居心地の悪いものはない。
木造の家が身体に馴染む感じがする。
古民家風の我が家のソファーで、
カフェオレを飲みながらクッションを抱き
丸まって居眠りをする。
一番の癒しだ。
