想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

真っ白い始まり

白い画用紙に向かった時、そこに描く物や描き方に
全集中して、一筆を入れ、描き始めた。
あの頃は、絶対に自分が満足するもの、
人に褒めて貰えるものを、完成させる自信があった。
あれは、いつのことだったろう。
小学生の頃、中学生の頃、高校生だった頃・・・

いつものように、デスクトップに
メモ帳を画面の半分くらいの大きさにして出して、
何を書こうか考えている今、
子供の頃の、根拠のない自信、
広い世界を知らない無邪気な自信を思い出している。
自分の能力の程度を知らずに
いろいろなことをしていた。
いつだって、始めればきっと上手くいく、
私には才能がある、って思い込んでいた愚かさが
今思うと可愛い。
バカみたいに元気だったな、って思う。

歌唱力は、生まれつきの能力だと思う。
歌が上手い知人は、練習して上手くなったわけじゃない。
絵や作文に多少の凡人並みの才能が私にはあったと思うが、
歌うことに関しては、才能が全く無い。
なのに、一昨年からカラオケに通い、練習を続けている。
始めの頃は、点数に拘り、次に全国順位に拘り、
今は、動画を撮り家で聴いて、
心に響く歌い方が出来ているかに拘っている。
歌い終わりが雑な部分が多いが、
ときどき、澄んだロングトーン
我ながらホレボレすることがある。
今年も歌のレッスンに通い続けよう。

ここまで書いて、
真っ白いメモ帳の画面に、
こんなことを書きたかったんだろうか、と気づく。
書いているうちに、話がそれてそれて、
あれあれこんな内容になってしまった。
でもこれも年の初めの想い。
今年もカラオケを極めるゾという想い、
それから・・