想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

チャレンジ!

去年から新しいことにチャレンジしていたのかもしれない。
ストレス解消で始めたカラオケのこと。

当初は、点数や全国の順位に拘っていた。
そもそも、カラオケなんて、そんなものだと思っていた。
音やリズムが合っているか、
低音でも高音でも声が出ているか、
歌詞と音がズレていないか。
歌手じゃないんだから、それでいいと思っていた。
自分が歌って気持ち良ければいいと思っていた。

年上の友人でカラオケの好きな人がいて、
大会に出場したり、CDを出したりしている。
一度一緒にカラオケに行ったきり、行っていない。
彼女の歌う歌と私の歌う歌と
ジャンルが違い過ぎるのと、
根本的に歌う姿勢が違い過ぎて、楽しめなくて。
彼女の歌には心がある。
私には無いのだ。
彼女に指摘され、最近漸くその意味がわかり、
歌い方の研究を始めた。
姉家族に録音したものを聴いて貰ったら、
義兄からは、歌番組の録音だと思われた。
姉からは、感動したと言われた。
少しずつ、私の歌に心が現れるようになってきたのかも。

自分の身体の各器官を使って、
感情を表現するなんて、考えたことも無かった!
文章や色で表現することは得意な方だったが、
声で表現するなんて!!!
そういう意味でこの歳になって、
初めて気づき、挑み始めた。

カラオケボックスで動画を撮り、
家に帰って聴き直す。
他人事のように愛や恋を歌っている声に、まだまだだと思う。
休日に少しでも時間があればカラオケに通い、
大きな声を出し、腹式呼吸とはなんぞやとか
ビブラートってこんな感じかな、
といろいろ試している。