想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

グッタリの場所はどこ

気を遣う、というのは、体のどこの部分を使うということだろう。
たぶん、脳なのだけれど、
心の場所と同じように、何処ってはっきりしてない感じがする。
休日は、気疲れてグッタリしている。

サ高住という、高齢者住宅。
高齢者ということで、身体に気遣い、心にも気遣い、
それがコンシェルジュの仕事と言えば仕事なのだ。
ついでに入社してまだ慣れていない調理師にも気を遣う。
愚痴や不満に付き合っている余裕などないのに。
人間関係では実にクダラナイことで揉めている。
クダラナイと一笑してしまったら悪いが、
そんな小さなことに気を取られているくらい、
簡単な仕事、作業しかしていないのかと思う。

入居者の方々の中でも、問題と言えば、
例えば、食事の席のこと。
いつもの自分の席に
他の方が座っているとか等々…自由席なのに。
高齢者は頑固で融通が利かないので、
ちょっとしたことがトラブルになる。
時間を持て余しているから、
些細なことを問題にする。
暇で暇で仕方なく、身体に異常があればすぐ病院通い。
嫌、けっしてそれを非難するつもりはないが。

この私、もし働かなくてもいい生活をしているなら、
きっと身体のちょっとした異常をみつけ病院通いをするだろう。
実際、病院に行った方がいい症状がいくつもある。
でも、行ってない。
そんな時間が無い。経済的にそんな余裕も無い。
要は、時間とお金に、余裕があるか無いかの違い。
時間とお金と安心な老後のある入居様と代わりたいだろうか??
いいえ。
私には、あの方たちの持っていないものがある。
若さ(入居者様に比べての)と自由。
あの建物の外で自由に生きている暮らしがある。

今日はホントに久々に日帰り温泉に行き、
岩盤浴で寝てこよう。