想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

サ高住のコンシェルジュの日常業務

肩コリと首コリがまだ続いている。
昨日の夕方、仕事から帰って、
眠たくて眠たくてソファーで3時間ほど仮眠してしまった。
サ高住のコンシェルジュは、人知れず疲れている。

入院しているご主人の体調が悪いと
奥様に病院から電話が入り、タクシーの手配を頼まれた。
今年の災害級の大雪で、道路事情が悪く、
午前中は、ほぼタクシー会社に電話が繋がらない。
オンフックで1時間以上かけ続けたが繋がらない。
依頼主の奥様が、かけて頂ければいいのだが、
そこは、サ高住の入居者、
コンシェルジュにほぼ任せっきり。
私は、事務処理や雑務をしながら
必死で電話をかけ続けていた。
結局、入院するために母親を迎えに見えた他のご家族様が
ついでに送り届けてくれると申し出てくれて、一件落着。

続いて、数日前から体調不良で気になっていた
別の入居者の部屋を訪れ、SPO2を測定した。
高齢者は、ただ体調が悪いと言うのだがその中で、
「胸の辺りがゼーゼーする」にひっかかった。
胸・・ゼーゼー・・これは肺?
まずは訪室するしかないと思った。
(昼食の食事対応の時間が迫っていたが)

案の定、SPO2は、87%もう一度測ると83%
脈も91とかなり速い。専任の看護師に電話をかけると
かかりつけ医に行くか、救急車を呼んだ方が良いと言われた。
かかりつけ医の病院で断られたため、救急車を要請した。
救急車を呼んだのは、これで何度目だろう。
ここの仕事に就くまで、全くやったことのないこと。
今回の入居者の方は、救急搬送先の病院で肺炎とわかり
入院することになった。

介護の実務経験も医療の知識も無い私は、いつも手探り。
素人なりの直感で行動する。
これで何人未然に気づいて入院させただろう。
過去に経験した自分や父の病気の記憶が
今、役に立っているように思う。