想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

求人情報から見えた景色

月曜と木曜日には、求人情報が更新されるので、
求人サイトをチェックするようにはしているが、
「いいところ」なんて、あるはずがない。
もしも「いいところ」があったとしても
そこで採用される可能性は、残念ながら無い。

求人情報を見ていると、いろいろわかることがある。
今まさに支給の遅れが騒がれている10万円についても。
この間まで大量募集をしていた。
時給も普通の2倍くらいだった。
簡単な面接でドンドン人を動員していたようだ。
遅れれば遅れるほど、人件費はかさむ。
遠く離れたこちらの地方都市で、
横浜市の作業も請け負っているようだった。
まだ自分のところの処理も終わっていないというのに。

トップの指示で下が動き、
下の現場がバイトを集めて処理を進める。
想像力と能力の足りない中間の人達が
バイトに指示をして、伝言ゲームのような形で
作業を進めていく頼りない景色が見える。
(こういうのは、民間でもよくあった)
チェックミスでやり直し、二重払い等々、
起きて当然のトラブルで、また人件費が増え、
税金がただただ無駄に消えて行く。・。・。・

歌舞伎町で、自粛すると生活出来なくなる人達に、
「自粛してください!」と言うあの人達には、
安定した給与やボーナスがある。

理不尽なことばかりだなぁ、と思う。
大きな出費続きのこの国は、どうなるのだろうと
心配している場合ではない。
ジブンの小さな小さな家計をなんとかしなければ。