想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

ある結婚報道を観て

誰も傷つけない恋愛や結婚は無い。
誰もが祝福する恋愛や結婚も無い。
理想的な相手を好きになるとは限らないし、
止められても止められない心は、どうしょうもないものだ。

多かれ少なかれの犠牲を払って、夫婦は誕生する。
今回、とんでもなく大きな犠牲を払って、
夫婦になろうとしている二人に
祝福の気持ちが湧かないのは、
ずっと一人で生きている女の僻みかな。

好きな人と結婚して、外国に行ってしまえば、
それで非難の矢面に立たず、
願い通りの結婚生活が始められる。
では、日本に残された親は?祖父母は?妹弟は?
廃止、税金の無駄遣い、など、
存在を否定するような国民の声が
大きくなってきている中で、
自分の気持ちを押し通し、
笑顔で映る映像に、冷ややかな視線を送っている。

今回のことで、心を痛めているであろう、
祖父母、両親に
非難の矛先が向かないように願うばかり。