想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

ダイソー往復の道すがら

仕事復帰に向けて、体力をつけるべく
ウォーキングに出かけた。
ただ歩くだけでは、面白くないので、
ちょっと遠くのダイソーの大型店を目標にした。

手術の次の日の朝、数メートル先の
トイレに行こうと思って立ち上がったら、
フワフワして歩くのが怖かった。
入居者の方が、「フワフワする」とよく言っていた。
歳だからじゃなく、病気でもなく、
ただ寝てばかりいるために起こる「フワフワする」に
なんて言って慰めよう、と心はもう仕事モードになっていた。
以前なら、全く平気だったダイソーへの道が遠く感じた。
途中で「フワフワして」倒れたらどうしょう。
高齢者は、こんな不安な気持ちで歩いているのだろう。

ダイソーの帰り、
自分への退院祝いに"バッファロー"を一房買った。
バッファローは、お店に並ぶ期間が短い。
今年はもう食べられないかもと諦めていたら、
イオンにあった(~~)v

ドラッグストアで、マナラホットクレンジングゲルも買った。
このマスク生活の1年半と、体調不良の数か月とで、
マスクの下の顔は、自分でもわかるくらい老けた。
(マスクしていると)「可愛い」と言われる言葉に甘えてはいけない。
いつか化けの皮が剥がれる。
今から、少し真剣に美容に力を入れなければ。

ひとりトボトボと歩きながら思った、私の弱点。
中学生の頃に親元を離れたいと思い、
16才からひとり暮らしを始めたくらいだから、
心は、強い。
でも、今回の入院や、今までの病歴を考えると
身体が丈夫では無い⇒経済力が無い。
これまで親がいて、なんとか続けていけたこともあるが、
もし…と考えると、強い心だけでは
どうにもならないこともあるだろう。
いまさらそんなこと思う能天気さが、最大の弱点かも。