明日から勤務、でも他の住宅の遅番だったので、
サンダルやタイムカードを取りに
メインの職場に行った。
一番喜んでくれたのは、遅番専門の一年先輩の同僚。
彼女とは仲がいいというより、同志のような関係だ。
とくに前のリーダーが関係することで、
いろいろ苦労してきたので。
入院前「返ってきてね」と言って送り出してくれた。
入居者の方々は、
久々に私がいるのを見て、
予想外に喜んでざわついていた。
他の住宅の支援でここに来ていないと思っているので、
「ここにいて」
「みんながそう言っている」と。
近くに私の代わりに来ている社員もいたので、困った。
でも、私が入社してまだ慣れない頃、
慣れている元リーダーの代わりに私がいた時、
きっと慣れている元リーダーが、
「ここにいて」と言われていただろう。
入社して間もない社員が慣れてきたら、
きっと、今日のように私待望の声は、
聞こえなくなるだろう。
私が休んでいる間に、
心配だった方が良くなっていたり、
長く心配をしていた方の退去の話が出ていたり、
入院された方、退院された方・・
まるで浦島太郎状態の私は、
もう、自分が手術して退院したばかりの
病人だったことを忘れている。
お腹(傷口)が痛むから働けない、とか
○○だから○○出来ないとか、
そんなの言い訳に過ぎないなと思う、
パラリンピックを観ていると。
出来ないというのは、やろうとしていないだけだ。
そう思う。