想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

日常の始まり始まり

明日から勤務、でも他の住宅の遅番だったので、
サンダルやタイムカードを取りに
メインの職場に行った。
一番喜んでくれたのは、遅番専門の一年先輩の同僚。
彼女とは仲がいいというより、同志のような関係だ。
とくに前のリーダーが関係することで、
いろいろ苦労してきたので。
入院前「返ってきてね」と言って送り出してくれた。

入居者の方々は、
久々に私がいるのを見て、
予想外に喜んでざわついていた。
他の住宅の支援でここに来ていないと思っているので、
「ここにいて」
「みんながそう言っている」と。
近くに私の代わりに来ている社員もいたので、困った。
でも、私が入社してまだ慣れない頃、
慣れている元リーダーの代わりに私がいた時、
きっと慣れている元リーダーが、
「ここにいて」と言われていただろう。
入社して間もない社員が慣れてきたら、
きっと、今日のように私待望の声は、
聞こえなくなるだろう。

私が休んでいる間に、
心配だった方が良くなっていたり、
長く心配をしていた方の退去の話が出ていたり、
入院された方、退院された方・・
まるで浦島太郎状態の私は、
もう、自分が手術して退院したばかりの
病人だったことを忘れている。

お腹(傷口)が痛むから働けない、とか
○○だから○○出来ないとか、
そんなの言い訳に過ぎないなと思う、
パラリンピックを観ていると。
出来ないというのは、やろうとしていないだけだ。
そう思う。