想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

腹腔鏡手術のあと

腹腔鏡手術の場合、前日に入院し、
次の日手術、その3日後に退院という、
昔の感覚からすれば、信じられないスケジュールだ。
でも、退院した次の日から就業可能というのは、
いくらなんでも、無理ではないか?
私は有休を使って、4日間自宅療養することにしていた。
それは正解だった。

私の手術は、卵巣腫瘍ということで、
両側の卵巣と卵管の摘出をすることになった。
手術の時、「腸が邪魔になるので、
腰から下を高くして手術する」と言われた。
その後、お腹を膨らましてから切除するというのだ。
お臍と右腰の2点から器具を入れ、
行うというのは、高度な技術だと思う。
確かに傷口が小さくて負担は少ないだろう。

でも、自宅に帰った今、その後遺症(?)と闘っている。
手術の次の日、お腹がパンパンに張って、
食事する気が全く起きなかった、
前の日、絶食しているから、お腹は空いているはずなのに、
胃の辺りまで何かあるようで、食べる気になれないのだ。
次の日もまた。
退院の日にようやく、積極的に食べようと言う気になった。
便やお腹のガスが少しずつ出てきて、
腸が動き出したな、と感じたのは、
昨日(退院して2日後)だ。

傷口の痛みは、思っていたよりある。
くしゃみをすると下腹部が動いて激痛が走る。
痛みは少ないと聞いていたけれど、
場所によるものなのかな。

でも、7月から続いていた不調、
下腹部痛、左足のこわばり、
朝の、起き上がるのが辛いほどの腰痛が消えた。
やはり肥大した患部が原因だったのだろう。
あとは、まだ少し残っているお腹の張りと
傷口の痛みが消えるのを待つだけ。