想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

介護の常識に、疑問

朝方目が覚めて、今日も休みだと気付いた時の幸福感。。
連休は、一ヶ月位休んだような気になるから、うれしい。

行くのが嫌だと思ったことはない。
私を待っている入居者様がいる。
職場でいつも通りの笑顔が見えた時の幸せったら無い。
問題は、私が良かれと思ってやった行動に対して、
いちいち文句を付けてくる”人”の存在だ。
上司や幹部ではない。
専ら、リーダーが発している。
遅番専門のパートの先輩から聞いた話から、
リーダーは、私が仕事が慣れてくるに従って、
自分の立場の危うさ感じているのではないかと思う。
(介護経験の無い私が、リーダーに取って代われるわけが無いのに)

私は、どこの職場でも、とにかく真面目に
頑張り過ぎるくらい頑張ってしまう。
そういうところ、トップには評価されるが、
下っ端の上司には疎ましく思われ、嫌味を言われたりする。
そういうことが過去にあったため、
今回もまたそういうことなのではないか…と。

また、高齢者を「見守る」という点でも、
元ヘルパーのリーダーと大きく食い違っている。
パソコンの講師をしていた昔、
生徒さんにすぐに教えない。少し考えさせてから教える。
楽して覚えたことはすぐに忘れるから、という持論で接していた。
果たして正しかっただろうか、と今になって思う。
リーダーは、自立支援といって、
手を貸さないで見守ることを勧める。
私も、介護の授業の時は、そういうものと納得してはいた。

でも、ほんとのところどうだろう。
高齢者は、これから成長し身体が作られていく子供とは違う。
どんなに努力しても日に日に弱って行くのだ。
私は、自分が介護の必要な体になった時、
自立に向けて、傍で見ているだけで手を貸してくれない介護士より、
優しく手助けをしてくれる介護士の方を選びたい。
残り少ない人生が、苦しい努力をし続ける日々だと、
哀しいから。