想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

眠れない夜のBGM

滅多にないことだけれど、
昨日の夜、眠れなくなった。
眠たいのに、眠れない。
それは、いろいろなことを考えてしまったから。

母は、85才になる。
85才でひとり暮らしをしている。
85才と言っても、足腰は丈夫な方で
80代とは思えないくらい元気で若い。
社交性があり友達も趣味も多い。
弟(長男)とパークゴルフや買い物によく行っている。
コロナのことで、私の住む街に遊びに来れないことが
つまらないようだ。

母は、私がパートを辞めたことを知らない。
心配させたくないので隠している。
以前にも同じように隠した時期があった。
父が入院していた時だ。
やっと仕事が決まって付き添いが出来るようになった時、
父が他界した。
それがトラウマになっている。
また同じようなことが起きるのではないかと。
母は、元気で普通に暮らしているというのに。

不安は、どんどん膨らんでいく。
5年後のこと、母のことだけではなく、自分のことも。
皆いろいろな不安を抱えて生きているというのに、
まるで、自分だけ、のような気持ちになる。
外出自粛で行動が制限され続けていると、
負の感情がだんだん大きくなってくるものだ。
うつ病になる人もいるというのが、
わかる気がする。

人生は、次々に起こる問題を
いかにクリアしていくかだ。
"難問解決プログラム"とセカオワは歌う。
無印のBGMを小さく流しながら、
やっと、眠れた昨晩(今朝?)だった。
考えてもどうしょうもないことは考えないで、
今出来ることをしよう。