想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

見えない裏

ヘアカラー専門店に行った。
こういう店は、担当するスタッフが毎回変わる。
今回対応してくれた人は、初めて見る顔、
キレイで優しそうな人だった。

施術を始める前にもう1人やって来た。
以前、やって貰ったことがある人だった。
2人で施術を始めた。
右半分を前からいる人、左半分を新しい人。
前からいる人の方は、テキパキとしているがなんだか雑だ。
液体が顔にかかったり、耳カバーが落ちても何も言わない。
鏡に映った2人を見ていると、どうも、
前からいる人は、新しい人を嫌っているようだった。
右側を終えると、サッサとその場を離れて行った。
完全に客が眼中に無い態度が、とても不快だった。
もう、ここは利用しないと思った。

そういえば、こういう人いたなと、
前の職場で最後に責任者として君臨したKを思い出した。
あの人も、入居者よりも、
私の仕事のチェックにしか眼中にないようだった。
入居者からの評判もとても悪かったが、
ああいう人が居続けて成り立っている会社は、
多いんだろうなあ・・

ネットで会社や店の情報がたくさん流れているから、
調べれば、入る前に良し悪しがわかりそうなものだけど、
絶対、わからないと思う。
真実の口コミは消されている。
悪いことは、口コミさえしないだろう。
この店には、こんな人がいる、
この会社は、会社も社員も最悪だなんて、
入ってみないとわからないのが現状なのだ。
情報化時代というより、表面時代だ。

店や商品を選ぶ時は、悪い口コミのある方を選ぶ。
悪い口コミを消さないでいる店や商品は、
信じていいように思うから。