想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

ひとり問答

来月から、特別支給から通常の年金支給になる。
ある意味、初めてのちゃんとした年金。
二年連続の増額ということと、
去年の始めに仕事を辞め、収入が激減しているので、
支援金の対象にもなっているので、少し楽しみだ。
どの位引かれて、どの位の額になるのか?

元々少ないので、年金だけの生活は、
無理だろうとは思う。
でも、不可能かと言えば、そうとも言えない。
ただ私の場合、病院通いが多い。
医療費を節約した結果、益々大きな医療費がかかる
ことになったら大変だ。
その点、医療費のかからない生活保護の人の方が楽だと思う。

働かないで、慎ましい生活を送っていくか、
再び、魑魅魍魎の国からの来たような人と関わりながら、
神経をすり減らして、残り少ない(?)人生を
過ごしていくか。

残りの人生が、10年とか20年とかいう発想は、
なかなか役に立つものだと思う。
例えば、昔の職場でとか、友人との関係の中で、
腹立たしい理不尽な出来事を思い出した時、
彼らはそのことを覚えているだろうか?
彼らはもうこの世にいないかもしれない、などと思う。
私のこれからの10年20年の間に、
二度と会うことも無い人との記憶に、
ムカついたりしているのは、なんてバカらしいと思う。
それより恋の思い出に、ほくそ笑んでいた方が
賢明なのではないか。

頭の中で、ひとり問答が始まって止まらなくなる時
最後には必ず、長い過去より、
現在や短い未来を楽しんだ方がいい、
その方がより賢明、という結論に達するのだ。