想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

掃除ゲーム

何もすることが無く、
外出もしたくないし、本を読む気にもならない。
そんな時は、部屋の模様替えや片付け、掃除をする。

キッチンの窓は、凍っていたサッシも開くようになった。
これで空気の入れ替えも出来ると思ったが、
サッシの枠に黒カビが・・・
見たくない、触りたくない、
でも、ここをキレイにしないと
春の爽やかな空気が入れられない。
そこで、カビ取り剤などを使い、
ガラスも網戸もピカピカにした。
久しぶりに開けた窓から入ってくる空気は、
去年から部屋に淀んでいたものを押し出し、
深呼吸したくなるような新鮮な空気に変わった。

掃除が終わった後のキッチンの窓を何度も見る。
あれほど見ないようにしていた窓は、
部屋の中で、今、一番好きな部分になった。

ときどき、ゲームのように掃除をする。
家事という感覚ではなく、遊ぶのだ。
時間を1時間と決めて掃除する。
普段「埃が溜まっているな」とか、
「ガラスが曇っているな」とか、
気になっているところをただひたすらキレイにする。
1時間経ったら、「止める」というのがミソ。
残りは次回のお楽しみ。
1時間身体を動かし続ければ、
少しはダイエットになっているかもしれない。

掃除をゲームのように楽しむなんて、
ひとり暮らしならではかも。
キレイにしていく後から、汚していく人がいたら、
やっぱりただの家事になってしまうだろう。