想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

除雪の目安

久々にアパート全体の除雪をしてグッタリしたので、
ソファーにひっくり返って外を見ていた。
青空がキレイだ。
今年、ベランダの窓にガラスフィルムを貼った。
空が見えるように上だけ貼らなかった。
レースカーテンの向こうに
こんなキレイな空があったのかと思った。
今日の空は、涼しげな(というより寒い)水色、
空は時々、ピンク色、時々、カーッと広がるオレンジ色になる。
どんなにキレイだと感動しても、
見るだけで、触れないのは”空”だけだ。

除雪の目安は、ドアを開けた時、
靴に入りそうだ!と思うくらいの積雪だった時。
今日は、15センチ前後あったから、完全だ。
人によって、目安は異なっていて、
下の部屋の人(例のクレーマーさん)は、
1センチでも除雪を始める。
子供の雪遊びを兼ねているのかもしれない。
でも、うっすら積もったくらいの雪で除雪していると、
側を通る時、気が引ける。
大雪の時除雪している私が
なぜか後ろめたい気持ちにさせられる。

向かい合わせのアパート8部屋(住人は11人)のうち、
除雪をする人は、限られている。
「しない」のではなく、出勤するから「出来ない」のだと
思うようにしている。
誰かが始めたら、皆で協力してやるというのが理想だけど、
仕事している人がほとんどのここのアパートでは、ムリな話。
時間的に余裕のある人がすることになるのは、しょうがないのだ。
せめて、少しくらい”体重が減る”というご褒美がほしい。
最近、少しずつ増えてきているので。

そんなこと思いながら、ソファーにひっくり返って、
空を眺めていると、汗をかいたせいか、なんだか心地よい。