想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

小さな"雪の大谷"

転倒して右手首を痛めてから2週間。
もうそろそろ包帯は卒業かな?というくらい回復していた。
でも除雪はまだ早い…もうちょっとの辛抱…
おみくじに「病気:治り際が大切」とあったではないか。

でも、玄関前が気になってしょうがない。
こないだの大雪の時、下に落とすことが出来ず
(落とした後、広範囲の雪を融雪構に落とす
という作業が待っているため)
廊下の半分が、小さな"雪の大谷"(富山県)のようになっていた。

今日は気温が高くなるということで、
これ以上溜まった雪が重くなっては、
益々除雪が大変になると思い、
朝8時前から1時間30分かけて
自分の通路と2棟の間の広い範囲の除雪をした。
小さな"雪の大谷"が消え、スッキリしたと同時に、
右手首の痛みと腰の痛みが復活した。

放っておけば良かったのに・・・

共用部の広い範囲までやるのは、
他人のためじゃない、自分のためなのだ。
誰かが除雪している音が聞こえると、
いつも少なからず罪悪感を感じていた。
今回、大々的にやったことで、
しばらくは、罪悪感を感じなくて済む。
(ああ、なんて、気の小さいヤツ)

1センチでも積もったら、除雪を始める人がいる一方、
隣の人のように、階段が滑り台状態になっても
やらない人もいる。
ロードヒーティングの道路や地下の歩行空間、
空中歩廊だけ歩いて生活出来るような住宅に住むのでなければ、
雪国の暮らしは、ホントに大変。