コロナ禍の入院生活は、
今までと大きく違って、
同じ部屋の方々との交流がない。
しっかりカーテンが閉められているから。
見舞客も当然ない。
時々聞こえる赤ちゃんの鳴き声で、
ここは産婦人科の階と気づかされる。
昨晩、夜中の叫び声で目が覚めた。
夢?と一瞬思ったが、
続け様に、怯えたような叫び声。
声の感じから、
がま蛙おばさんだとわかった。
悲鳴や会話しているような声が繰り返され、
その声はナースステーションにも
聞こえているはず。
だけど、注意することは出来ないだろう。
以前、入院した時に、
いびきの酷い人がいて、
寝不足の悲惨な朝があった。
その人が「ああ、眠れなかった」
と言って起きた時にはイラっとした。
寝言もいびきも、本人はわからない。
迷惑かけてる自覚が無い。
ちなみに私は、
息をしているのかわからないほど
静かと言われているけれど…?
何はともあれ、
がま蛙おばさんは、今日退院する。