想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

転職グセは役に立つ

サ高住のコンシェルジュの仕事に就いて、もうすぐ一ヶ月になる。

職種によって、脳は変わる。
事務職脳、講師脳、パソコンオペレーター脳、調理補助脳・・
転職回数14回の経験は、
どんな職種に就いても対応出来るようになる。
"転職グセ"も今となったら、悪くなかったかも?と思う。

コンシェルジュでまず必要なことは、
入居者様の顔を覚えること、病歴や家族との関りなどの
背景を覚えること。
今のマンションの住人は、46人。
高齢者は、似た顔・似た姿をしているので、
なかなか覚えられない。
しかも、マスク!
マスクして、帽子を被られたら、
今出かけた人が誰だったのか、
全くわからないということがよくあった。
二週間を過ぎた頃、ようやく名前を見たら
顔が浮かぶようになった。
名前と顔を覚えて、そこから本来の
コンシェルジュの仕事が始められる。

事務作業は、簡単。
でも、パソコンが使えない人は、
難しいと感じるかもしれない。
私のこれまでの経験したこと全てが
この職種、この職場で生かされそうだ。

春まで勤めていた職場と比較して、
今より前の方が良かったと思える点は一つも無い。
あの職場で「今度は、楽しいと思える仕事がしたい」と
言っていた。その通りになった。
とは言っても、今の職場は、ちょっとゴタゴタしている。
マンションの管理会社が変わったばかりで、
入居者の方も管理担当や体制の変化にドキマギしている。
そのため、不平不満を感じている方も多い。
過渡期に入ってしまった私。
こういう時だから、この歳でも採用になったのかもしれない。
何があっても、やるだけやってみるだけだ。