サ高住のコンシェルジュの仕事に就いて、もうすぐ一ヶ月になる。
職種によって、脳は変わる。
事務職脳、講師脳、パソコンオペレーター脳、調理補助脳・・
転職回数14回の経験は、
どんな職種に就いても対応出来るようになる。
"転職グセ"も今となったら、悪くなかったかも?と思う。
コンシェルジュでまず必要なことは、
入居者様の顔を覚えること、病歴や家族との関りなどの
背景を覚えること。
今のマンションの住人は、46人。
高齢者は、似た顔・似た姿をしているので、
なかなか覚えられない。
しかも、マスク!
マスクして、帽子を被られたら、
今出かけた人が誰だったのか、
全くわからないということがよくあった。
二週間を過ぎた頃、ようやく名前を見たら
顔が浮かぶようになった。
名前と顔を覚えて、そこから本来の
コンシェルジュの仕事が始められる。
事務作業は、簡単。
でも、パソコンが使えない人は、
難しいと感じるかもしれない。
私のこれまでの経験したこと全てが
この職種、この職場で生かされそうだ。
春まで勤めていた職場と比較して、
今より前の方が良かったと思える点は一つも無い。
あの職場で「今度は、楽しいと思える仕事がしたい」と
言っていた。その通りになった。
とは言っても、今の職場は、ちょっとゴタゴタしている。
マンションの管理会社が変わったばかりで、
入居者の方も管理担当や体制の変化にドキマギしている。
そのため、不平不満を感じている方も多い。
過渡期に入ってしまった私。
こういう時だから、この歳でも採用になったのかもしれない。
何があっても、やるだけやってみるだけだ。