想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

高齢者初心者

首の手術をしているので、ストレートネックになっている。
最近、首懲りが酷いのは、右手首のけがで
首にも負担がかかっていたせいもあるのだろう。
昨日、ストレートネック用の枕を買って来た。
これで久しぶりに痛みの無い身体に戻るだろうと期待して、
昨晩は、9時前に寝た。

そして5時。起きたらなんか変な感じ。
身体がフワフワする。
たまになる回転性のめまいとは違う。
起きてトイレに行こうと歩くと、
宇宙遊泳をしているように、足元が心もとない。
前に脳梗塞の予兆に気づき、事なきを得た経験がある。
また何かの予兆だろうかと、スマホで調べているうちに、
ソファーで眠ってしまった。
目が覚めたら、感覚が戻っていた。
階段を降りて、大きな燃やせるゴミの袋を出しにも行けた。

今朝のような今まで経験したことの無い状態になると
いろいろなことを考える。
こんな体では働けない。
働くことより、出費を抑えるために、住まいを変える?
その場合、実家の片付けをして部屋を空け、移り住むとか?
イヤ、母の穏やかな暮らしを壊すべきではない…など。

大きな病気をしたことが無い既婚の友人達には、
家族に振り回される人生があり、
未婚の私には、それが無い変わりに、
病気で生活不安に悩む人生がある。

年金額の少ない人は、なるべく長く働くことだと専門家は言うけれど、
65才以上で、若い頃と同じように
無理なく働ける人はどれだけいるだろう。
将来、支給開始が70才になるかもしれないというが、
人間の身体の耐用年数はホントに伸びているのか?

「元気でいいね」と言っていた高齢者の方の気持ちが
ようやくわかった。