ベッドからすんなり降りて着替える時、
これまで感じたことのない幸せを感じる。
ぎっくり腰を経験してから・・・・。
あの時、もしベッドで寝ていなかったら、
起き上がることが出来なかったんだろうなと思う。
起きて動き回り、行きたい所へ行く。
その当たり前のことが出来る今が
夢のような生活に思う時が来る、と、
施設で他界した伯母を思い出して思う。
辞めた会社が、また求人を始めた。
というより、ほぼずっと求人をしている。
昔"臭いニオイは元から絶たなきゃダメ"という
キャッチコピーのCMがあったと思うが、
"元"がなんなのか、あの会社は
まだ気付いていないようだ。
いろいろな理由があって転職をしてきたけれど、
あの会社を辞めた時ほど辞める決断の速かったことは無い。
自分でもびっくりするくらいだった。
"会社を辞める"というより、
"働くことを辞める"みたいな気持ちになっていた。
もう、懲り懲りだった。
いろんな仕事をして行く中、
どこでもスキルアップを目指し、
真面目に精一杯努力してきたつもりだ。
その中で、どうして"他人をいびり出す能力"を
身に付けなかったのだろうと思う。
それは、"優しい人"でも"いい人"でもなく、
ただの"要領の悪い人"ということになるのかもしれない。
元々の負けず嫌いの性格を、
発揮出来なかったのは、もったいない。
・・なんて思いながら、
外敵がほぼ皆無の平和な日々を過ごしている。
こんな夢のような生活が、
出来るだけ長く続きますように。