想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

夢のような生活

ベッドからすんなり降りて着替える時、
これまで感じたことのない幸せを感じる。
ぎっくり腰を経験してから・・・・。
あの時、もしベッドで寝ていなかったら、
起き上がることが出来なかったんだろうなと思う。

起きて動き回り、行きたい所へ行く。
その当たり前のことが出来る今が
夢のような生活に思う時が来る、と、
施設で他界した伯母を思い出して思う。

辞めた会社が、また求人を始めた。
というより、ほぼずっと求人をしている。
昔"臭いニオイは元から絶たなきゃダメ"という
キャッチコピーのCMがあったと思うが、
"元"がなんなのか、あの会社は
まだ気付いていないようだ。

いろいろな理由があって転職をしてきたけれど、
あの会社を辞めた時ほど辞める決断の速かったことは無い。
自分でもびっくりするくらいだった。
"会社を辞める"というより、
"働くことを辞める"みたいな気持ちになっていた。
もう、懲り懲りだった。

いろんな仕事をして行く中、
どこでもスキルアップを目指し、
真面目に精一杯努力してきたつもりだ。
その中で、どうして"他人をいびり出す能力"を
身に付けなかったのだろうと思う。
それは、"優しい人"でも"いい人"でもなく、
ただの"要領の悪い人"ということになるのかもしれない。
元々の負けず嫌いの性格を、
発揮出来なかったのは、もったいない。
・・なんて思いながら、
外敵がほぼ皆無の平和な日々を過ごしている。

こんな夢のような生活が、
出来るだけ長く続きますように。