想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

砂埃にまみれても

"通し"と呼ばれる勤務、
それは早番から遅番までするということ。
今は新しい責任者の訓練期間なので、
昨日の早番は二人だった。
"通し"の時は朝5:40家を出て、21:50帰宅する。
今日みたいに次の日が休みならいいが、
次の日早番だと4時起きになるので、かなりキツイ。

明日からは、メインではない方のM住宅勤務が続く。
スタッフが一斉に辞めて、
まだ新しい人が入っていないから、
しばらくは、掛け持ち勤務が続く。
掛け持ちだと、把握していなければならない情報
(入居者の体調などなど)が多くなる。
社員でもないのに、社員並みに働いている、
というか働かされているような理不尽感はいつもある。

昨日、メインの住宅の非常階段の掃除をした。
9階から下に掃いて行く。
砂埃や虫の死骸、蜘蛛の巣か煤かなんだか分からないものもあり、
掃除が終わる頃には、砂埃まみれで髪はボサボサ。
これで夕食の対応なんかしていいものか??
パタパタとエプロンを叩きながら思った。

でも、この作業、指示されてやったわけじゃない。
自ら進んでやったこと。
だから、やり終えた時の気持ちが大きく違う。
爽快なのだ。砂埃まみれになっても!
これが指示されてやったのだとしたら、
「なんで、私にやらせるの!あんたがやれよ!」
とムカついていただろう。

どんな仕事もそうなのだ。
自分の意思でやったことには、やり終えた後に爽快感が残る。
同じ作業をするなら、いつも"自分の意思"と考えた方がいい。
楽しく働くコツは、
自分の脳を騙すってことかな。