想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

少しでもキレイな証明写真を

今日は、免許の更新のため、
写真を撮りに行くぞ!と決めていた。
たかが写真にどうしてそんなに気合が入っているかというと、
5年前の写真が、あまりに”気持ち悪かった”から。
もう運転することがないかもしれない。
でも、日本縦断までしたドライブ好きの私だったから、
完全な歩行者に戻ってしまいたくなかった。

スーパーの中にある証明写真ボックスで撮ることにした。
近くにトイレがあり、事前に髪もチェック出来る。
数千円かかる写真屋さんに行くほどのものじゃないし。
それにボックスの方がリラックスして、
いい写真が撮れると思った。
そこは前にも利用したことがあった。
肌の補正も出来る、とは言え、60代の顔だ。
30代の時の顔の記憶があるから、
脳があまりの違いに自分の顔を認識出来なくて混乱する。

この歳になって、また証明写真か・・・と、
ボックスに向かうと、先客がいた。
高齢の夫婦だ。
マイナンバーカードにでも使うのだろうか。
撮り方を店員に教えて貰っていた。
いざ、出来上がった写真を見て、ご主人は一言
「気持ち悪い」
奥様も哀れな表情をして眺めていた。

私は、キレイに撮る方法を調べていた。
まず、髪をすっきり、後れ毛を出さず、
長い髪は首にかからないように後ろに流した。
トップスは、白い色で(レフ版効果)
メークは、影を消し、口紅も明るめでハッキリ入れた。
撮る瞬間には口角を自然に上げ、
息を吐く(そうするとなぜか目が大きくなる)
その結果、予想以上に良く撮れた。

写真を撮るのが嫌で転職を諦めていたけれど、
これなら、また新しい仕事に挑戦してもいいかな?
なんて思ってしまった。