想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

接種会場とフローチャート

集団接種会場の入り口から、
フローチャートは始まった。
市内にお住まいですか?ハイ
何か所もの関所で質問されてハイと応えて、
振り分けられ、簡易の柵で作られた道を進んで行く。
案内人のいる迷路のようだ。

私の場合、看護師のいるブースを二か所通過した後、
医師のブースに入いり、接種許可が出て、
やっと接種ブースに入った。
(ああ、これで皆と一緒になれる)という安心感が
接種前の不安感を上回った。

接種後、15分間の待機をして、帰宅という流れ。
大勢の人を混乱させないで、
スムーズに受け入れ、帰路に向かわせるこの流れ。
フローチャートの中で、駒になった感覚だ。

無事、一回目のワクチン(モデルナ)接種を終えた。

期待していた(?)副反応は、接種後2~3時間で現れた。
接種した左腕が痛い。
ちょっとした筋肉痛から、ちゃんとした筋肉痛に変わった。
夜中は、眠れないほどの痛みではないが、
気にならないほどの痛みではない。
(熱は、全く上がらないままだった)
朝、いつも飲んでいるワルファリンと一緒に
アセトアミノフェンを2錠飲んだ。

二回目の接種は、28日後。
次の日、父の命日で実家に行く予定になっているが、
副反応は、腕の痛みだけで済むのか心配だ。
とはいえ、身体の不調や入院で
予定が立てられず、伸び伸びになっていたことが
少しずつクリア出来てきているのがうれしい。
徐々に、カラオケに行ったり、
友人に会って食事したりする日々に近づいて来ている。
でも、長い長いトンネルの先にあるのは、
以前と同じ景色じゃなく、
コロナで一変した新しい景色なのだろう。