想うままひとり暮らし

16才から始めたひとり暮らし、60代になった今もこれからも

待ち遠しい日

手術日が決まってから、あれよあれよと症状が悪化している。
一番キツイのは、朝。
腰痛で起き上がるのが大変だ。
出勤の準備をしながら、トイレに何度も行き、
堪っているものを出していくと、
圧迫感が減り、少しは楽になっていくようだ。

本音を言えば、このまま部屋でゆっくり休んで、
入院の日を迎えたい。
それが出来ないのは・・・

まず、シフト制の勤務だから、
私が休むことで他の人に迷惑がかかる。
病気だから「仕方無い」ところだが、
5月に辞めた元責任者と同類と思われたくないのだ。
宿直が嫌だから、他の住宅の勤務が嫌だからと、
仮病で休むことを繰り返していたような人。
本人は、うつ病というが、
要領良く抜け道を作ったり、迷惑をかけた人に対して、
挨拶も無しに突然辞めた(正しくはクビになったというか)
もう一つの理由は、少しでも収入を減らしたくないという気持ち。
でも、ここまで体調が悪化すると、
もうどうでもいいから、早く入院して手術を受けたい。

入院の日まであと2週間ある。
その間に(健康な時でも辛い)5連勤もある。
他の住宅勤務もあり、おまけに大浴場の
大がかりな清掃の日も含んでいる。
こんな身体のパートにそこまでさせるか!?
いやいや・・・自分の意志と言えば、自分の意志なのだ。
会社が、上司が、同僚が、家族が
みんなが冷たいわけじゃない。

妊婦ってこんな感じなのかな?と
大きくなった卵巣嚢腫のあるお腹を見てそう思う。
出産したことの無い私が、
こんなことで妊婦の気持ちになったりする。
手術の日まで、捻じれることなく、
破裂することなく、大人しくしていてね
とお腹をさすっている。