久々に友人と会いおしゃべり。
画面に並ぶ短い文章ではなく、
実際に会って話すことの方がいい、はずなのだが・・
帰宅してから、楽しかったというより、
なんだかモヤモヤ嫌な気持ちがした。
会社を辞め、加えてひとり暮らし、
また、若い頃のようにたくさん友人がいるわけではない。
ともすれば、三日間くらい一言も声を発しなかった
ということもなくはない。
だから気の置けない友人は、有難い存在なのだけど。
人は、相手が話している内容より、
その人の表情の方が印象に残るものだという。
今日の友人は、他人への不満や悪口を言っている時、
あたかも私が、その相手でもあるかのような目で睨み話していた。
嫌な話なのだから、嫌な顔で話すのは普通かもしれない。
でも、聞いている私は、
その嫌な顔を見続けているわけだ。
いくらオシャレなカフェに入っても、
美味しい物を食べても、
印象に残るのは、彼女の嫌な顔だ。
別れるのが惜しいとか、また会いたいと言う気にならない。
残りの人生の時間は、そんなに長く無いから、
出来るだけ楽しく心地良く過ごしたい、
と思う年頃だから尚のこと。
歳を取ると、無表情でも怒った顔になる。
睨んだ目になる、哀しいことに。
それは意識しないと誰でもそうなのだ。
元美容部員で凄い美人(だった)の彼女でもそうなのだ。
前の職場には、他人の悪口だけが話題のような人達がいた。
でも彼女達に不快感を感じなかった。
そう、彼女たちは笑顔で楽しそうに面白おかしく話していたから。
お化粧も服も、会う人への"礼儀"と言われる。
表情もそうだと思う。
楽しかった、また会いたいと思われる人になりたい。